2026年度神奈川大学野球秋季リーグ戦 第7週・1回戦
(10月17日・関東学院大学ギオンパーク)
関東学院大 2ー3x 神奈川大
リーグ戦も佳境を迎えた第7週。首位・神奈川大を勝点差で追う2位・関東学院大との「頂上決戦」であり、80年の歴史を誇る伝統の神奈川ダービー。互いのプライドと優勝への執念が激突した熱戦は、9回裏二死からの暗転により、2対3で痛恨のサヨナラ負けを喫した。
試合は初回、関東学院大が電光石火の先制劇を見せる。主将・有川廉普(経営学部4年・都城東)が泥臭く内野安打で出塁すると、4番・山田凛太朗(経営学部3年・日大三)が左前へ鮮やかな適時打を放ち、幸先よく1点を先行した。
その後は相手投手の立ち直りにより追加点を奪えず、5回に回に同点、六回には2番手・岩田純心(1年・相川学園静清)の制球難とバッテリーエラーが重なり1対2と勝ち越しを許す厳しい展開に。しかし、意地を見せる関東学院大は7回表、四球で出塁した田中一護(経済学部4年・駿河総合)を押し進めると、8番・富田が右中間を深々と破る執念の同点タイムリー二塁打! 土壇場で試合を振り出しに戻し、譲らない姿勢を示した。
6回途中から3番手として登板していたエース・手塚悠護(4年・向上)は、キレのある投球で神大打線を抑え込み、試合は延長10回タイブレークの気配を見せていた。
しかし9回裏、二死からドラマが動く。神大の4番に痛恨の長打を浴びて二死二塁とされると、続く5番打者が放った打球はセカンドへ。宮里優輔(4年・松山聖陵)が必死のカバーで裁き一塁へ決死の送球を見せたが、打者走者の執念のヘッドスライディングがわずかに勝りセーフ。その間に二塁走者が一気にホームへ駆け抜け、無念のサヨナラ負けとなった。
あまりにも悔しい敗戦。しかし、うなだれている時間はない。今日の戦いは、まさに優勝を争う両校の意地と誇りがぶつかり合った名勝負だった。勝負の紙一重で泣いたものの、関東学院大が秘めるポテンシャルと「諦めない野球」は間違いなく首位・神大を脅かしている。
思い起こしてほしい。今春の神奈川大学戦も、初戦を落とす厳しいスタートから連勝を飾り、見事に勝ち点をもぎ取った。険しい道のりであればあるほど、輝きを増すのがこの縦縞の軍団だ。
「今日の敗戦は今日で終わり。ここから連勝すればいい!」
明日の第2戦は午前10時から、横浜市俣野公園野球場(横浜薬大スタジアム)へ舞台を移して行われる。優勝への生き残りを懸けた、本当の勝負所はここからだ。崖っぷちに立たされた時こそ、スタンドからの声援が選手たちの無限の力を引き出します。明日も球場へ集結し、最高の熱量で背中を押し続けましょう!
「逆襲の準備は整った。明日から怒涛の連勝で勝ち点を奪い取れ!頑張れ、関東学院大学硬式野球部!」
(写真(上)は初回先制タイムリーを放つDHの山田)


(写真(下)は7回右中間を破るタイムリー2塁打の富田 27)