2026年度神奈川大学野球秋季リーグ戦 第5週・1回戦
(関東学院大学大学ギオンパーク)
関東学院大 4ー5 x神奈川工科大
白熱の攻防は、まさかの幕切れとなった。関東学院大が土壇場の驚異的な粘りを見せるも、あと一歩届かずサヨナラ負け。開幕からの連勝街道は「3」でストップし、悔しい幕切れとなった。
試合は初回、9月22日の桐蔭横浜大戦での救援登板以来の先発となったエース・手塚悠護(社会4年・向上)が乱調。立ち上がりの制球が定まらず、押し出し四球で先制を許す苦しい立ち上がりとなった。
反撃したい関東学院大は4回、2死から4番・山田凜太朗(経営3年・日本大学第三)が四球を選んで出撃。続く5番・三森結大(経営4年・桐生第一)が右前打で好機を広げると、6番・飯田拓音(経営2年・日本大学第三)が左前へ執念の同点タイムリー。一度は試合を振り出しに戻した。
しかし5回、手塚が四死球でピンチを招くと、相手の5番打者に左中間を深々と破られる勝ち越し3塁打を浴びて降板。課題の制球力に涙をのんだ。その後、2番手でマウンドに上がった左腕・岩田純心(経営1年・相川学園静清)も7回に痛恨の2ランホームランを被弾。相手先発の前に7回まで散発5安打に抑え込まれ、1-4とリードを広げられる敗色濃厚の展開となった。
だが、関東学院大ナインの闘志は潰えていなかった。3点を追う8回、敵陣を襲う劇的なドラマが巻き起こる。
先頭の2番・伊藤海翔(経営3年・木更津総合)が死球で出塁すると、ここから主砲たちが覚醒する。3番・有川廉晋(経営4年・都城東)がレフト線を破るタイムリー二塁打を放ち1点を返すと、続く4番・山田もレフトオーバーへ連続タイムリー二塁打!さらに勢いは止まらない。5番・三森がライト線へノックアウトパンチとなる同点タイムリー二塁打を叩き込み、驚異の「3連続適時二塁打」で一挙3点。土壇場で4-4の同点に追いつき、ホーム・ギオンパークのボルテージは最高潮に達した。
勝利への執念を見せた関東学院大だったが、ドラマの結末は残酷だった。
8回から登板していた瀬野奏汰(経営1年・駒澤大学)が9回裏、1死から不運にも3塁打を許し、絶体絶命のピンチを背負う。極限のプレッシャーの中、瀬野は気迫の投球で2死までこぎつけたものの、あとストライク一つが遠かった。相手の6番打者にライト前へ運ばれ、歓喜に沸く相手ベンチを横目に無念のサヨナラ負けを喫した。
怒涛の猛追実らず、開幕4連勝の偉業にはあと一歩手が届かなかった。しかし、終盤で見せた驚異的な集中力と打線の爆発力は、間違いなくチームの底力を証明している。敗戦に落ち込むヒマはない。目指すはリーグ制覇、そして勝ち点奪取のみ。気持ちを速攻で切り替え、明日からの連勝で反撃の狼煙をあげる。
立ち上がれ、関東学院大! 勝負の2回戦、逆襲のナインが明日、再びグラウンドで躍動する!
(8回、有川・山田・三森のクリーンナップ連続二塁打で一挙3点を挙げる)


