2026年度神奈川大学野球春季リーグ戦 第6週・2回戦
(5月10日・横浜スタジアム)
関東学院大 7ー2 松蔭大
(関東学院大が2勝0敗で勝ち点獲得、通算勝ち点2)
猛攻5得点の三回に勝負あり 主将・有川、4番・四宮が導いた完勝劇
前日の大勝の勢いは本物だった。関東学院大が、鮮やかな集中打と安定した投手リレーで松蔭大を連破。今季2つ目となる勝ち点を奪取し、その実力を再びリーグに知らしめた。
試合は初回、関東学院大がそつない攻撃で先制する。1番・神谷莉毅(3年・小松大谷)が四球で出塁すると、投手暴投に乗じて二塁へ。続く伊藤海翔(3年・木更津総合)の進塁打で一死三塁の好機を作ると、主将・有川廉普(4年・櫻美学園)がセンター前へ弾き返す適時打。電光石火の先制劇で主導権を握った。
圧巻は三回だ。岡本脩(1年・唐津商業)、神谷の連続安打などで好機を広げると、4番・四宮秀明(4年・東海大甲府)がレフト前へ2点タイムリー。さらに飯田拓音(2年・日大三)、山田凛太朗(3年・日大三)の連打も飛び出し、一挙5得点のビッグイニングを形成。相手のミスを見逃さない「畳みかける野球」で、序盤にして試合を決定づけた。
七回には、この日3打点目となる山田の適時打でダメ押しの7点目。前日に続く二桁安打(10安打)の猛攻で、松蔭大を突き放した。
マウンドでは先発の長友稜太(4年・宮崎商業)が、進化した姿を披露した。横浜商科大戦後の徹底したフォーム改修が結実し、この日は自己最速に迫る147キロの直球を軸に、ツーシーム、チェンジアップを巧みに操った。
四回に2ラン本塁打を浴びたものの、動じることなく後続を断ち、7回まで被安打3、6奪三振の快投。八回からは二番手の山下恒輝(3年・埼玉栄)が登板し、2イニング完璧な火消しを見せ、逆転の隙を一切与えなかった。
横浜商大が15年ぶりの戴冠 関東学院の視線は最終週「伝統の一戦」へ
この日、前試合では横浜商科大が神奈川工科大に連勝。15年ぶりとなるリーグ優勝を飾った。関東学院大にとって、開幕第2週で喫した商科大への連敗が相手に勢いを与える皮肉な結果となったが、今のチームに過去を振り返る暇はない。横浜商科大学のリーグ優勝を称えたい。
次週はいよいよ、春季リーグ戦の最終戦。相手は永遠の宿敵・神奈川大学だ。
数々の名勝負を生んできたこの「伝統の一戦」において、関東学院大の誇りを汚すことは許されない。優勝こそ逃したものの、神大を破っての連勝こそが、秋への、そして関東学院の意地を見せるための唯一の道だ。
「一矢を報い、聖地ハマスタを関東学院で染め上げろ」
最終週、5月16日(土)・17日(日)の戦いの舞台は再び横浜スタジアム。
OB・OG、そしてファンの皆様の魂を揺さぶる声援が、選手たちの最後の一押しとなります。伝統を背負う若き勇者たちの勇姿を、ぜひその目に焼き付けてください!
「最後は勝って終わる。ゆけ、関東学院大学!」
(写真は好投を見せた長友投手⑯)

