9月29日、関東学院大学ギオンパークで行われた秋季リーグ戦第4週、桐蔭横浜大学との3回戦は、2-1で関東学院が勝利し、勝ち点を「2」に伸ばしました。
この試合、今季初先発を務めた林(3年・高川学園)は、伸びのある速球と手元で鋭く曲がる変化球を効果的に使い、相手の強力打線を散発5安打に抑え込み、105球で見事に完投勝利を飾りました。林の省エネかつ力強い投球が、チームに重要な勝利をもたらしました。
試合が動いたのは3回表、関東学院の攻撃。先頭の田中(3年・駿河総合)がヒットで出塁後、1番宮里(3年・松山聖陵)の犠打でチャンスを広げます。続く2番伊藤(3年・木更津総合)が左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、まず1点を先制しました。
その後、膠着状態が続きましたが、6回表に関東学院が追加点を挙げます。3番山田(2年・日本大学第三)の内野安打、4番藤田(4年・東筑紫学園)のレフト線二塁打で無死二、三塁のチャンスを作ります。久次米が倒れた後、小泉監督は代打に四宮(3年・東海大学甲府)を起用。この采配が見事に的中。四宮は難しいインコースの変化球をセンターへ運び、貴重な犠牲フライで2点目を奪い取りました。
桐蔭横浜は最終回となる9回裏、連打で無死二、三塁とし、タイムリーで1点差に詰め寄ります。さらに一死満塁と関東学院「絶体絶命」のピンチを迎えますが、林が集中力を切らさず、相手5番打者を低めの変化球でダブルプレーに仕留め、試合終了!劇的な形で桐蔭横浜大から貴重な勝ち点を奪取しました。林の好投は秋季リーグ後半戦に向け、とても明るい材料になりました。
この結果によって、関東学院は現在2位の桐蔭横浜大と同率で並びました。
次戦は10月11日(土)12時30分から、関東学院大学ギオンパーク(金沢文庫キャンパス)にて横浜商科大学との一戦が行われます。
リーグ優勝に向けて、ここからの試合は一試合も負けられない重要な戦いが続きます。
皆様の熱いご声援をギオンパークでお待ちしております!
(写真は桐蔭横浜打線を力で抑え完投した林優真投手)
