2026年度神奈川大学野球春季リーグ戦 第3週・3回戦
(4月20日・関東学院大学ギオンパーク)
関東学院大 1ー4 桐蔭横浜大
(桐蔭横浜大勝ち点1獲得)
魔の2回に暗転 エース手塚、粘りの投球も序盤の3失点が重く
勝ち点獲得を懸けた運命の第3戦。関東学院大のプライドを懸けた決戦だったが、勝利の女神が微笑むことはなかった。1対4。宿敵・桐蔭横浜大に屈し、リーグ戦開幕から2カードを終えて勝ち点0。1勝4敗という現実は、あまりにも重くのしかかった。
先発マウンドに上がったのはエース・手塚悠護(4年・向上)。しかし2回、野手選択と死球で招いたピンチで、相手9番に先制の左前適時打を許すと、さらに上位打線に連続タイムリーを浴び、この回一挙3失点。立ち上がりの一瞬の隙を、百戦錬磨の桐蔭横浜打線は見逃さなかった。
沈黙していた関東学院打線は5回、意地を見せる。6番・四宮秀明(4年・東海大甲府)が右前安打で口火を切ると、続く米盛英汰(4年・沖縄尚学)の打球が相手外野手の失策を誘い無死一、二塁。ここで小川直人(1年・海星)が確実に送り一死二、三塁と絶好機を演出した。9番・宮里優輔(4年・松山聖陵)が執念の内野ゴロの間に1点を返し、なおも二死三塁。この場面で、この試合1番に打順を上げた神谷莉毅(3年・小松大谷)に期待がかかったが、無情にも見逃し三振。
この一球が、試合の主導権を引き戻す最後のチャンスとなってしまった。
8回には、二番手の長友稜太(4年・宮崎商業)が相手5番に特大のダメ押しソロ本塁打を浴び、万事休す。終わってみれば、相手投手の速球と絶妙なコントロールの前に、攻略の糸口を掴みきれないまま試合終了の瞬間を迎えた。
「優勝」の二文字が、大きく遠のいた。投手力、打撃力、そして勝負所での集中力。現状では桐蔭横浜大に一日の長があったと言わざるを得ない。しかし、関東学院大の春は、ここで終わったわけではない。これまでの5試合を振り返り、何が足りなかったのか、自分たちにできる「勝てる野球」とは何なのか。選手一人ひとりが自問自答し、泥臭く這い上がるしかない。
この後には、神奈川工科大、松陰大、そして神奈川大学との戦いが控えている。優勝戦線からの脱落という現実を突きつけられた今、求められるのは「伝統ある関東学院大の意地」だ。
一つひとつのプレーを研ぎ澄まし、目の前の一勝をもぎ取りに行く姿勢を見せてほしい。OB・OG、そしてファンの皆様は、どんな状況でも君たちの奮起を信じ、応援し続けている。
次戦、生まれ変わった「縦縞の軍団」がグラウンドで躍動することを心から期待する。
頑張れ、関東学院大学硬式野球部!