2026年度神奈川大学野球春季リーグ戦 第2週・2回戦
(4月12日・神奈川工科大学KAITスタジアム)
関東学院大 5ー7 横浜商科大
主将・有川の逆転弾も空しく、投手陣が総崩れ
前日の横浜商科大学戦、9回二死からの悪夢を突きつけられた関東学院大。雪辱を誓って臨んだ第2戦だったが、待っていたのはさらなる苦境だった。5対7。スコア以上に突きつけられた課題は重い。
試合が動いたのは5回裏。逆風を切り裂き、関東学院大主将の有川廉普(4年・櫻美学園)がライトオーバーの逆転2ランを放った。主将の執念が、沈みかけていたベンチとスタンドに火をつけたはずだった。しかし、その直後の守備がすべてを台無しにする。三番手の長友稜太(4年・宮崎商業)が連続四球から崩れ、4連続長短打を浴びて一挙4失点。再逆転を許した。7回からは昨日のリベンジを期して手塚悠護(4年・向上)が志願の連投を見せるも、8回には相手4番に決定的な特大ソロを被弾。反撃の芽を摘み取られた。
まさかの開幕2連敗。この結果を重く受け止めなければならない。投手陣は乱調、自滅の四球を猛省しなければならない。5人を投入して13安打7失点。失点のきっかけは、常に「無駄な四球」だ。コントロールの精度を欠き、ストライクを取りに行った甘い球を痛打される悪循環。投手陣は自らの役割を再認識してほしい。捕手のリードと守備意識、インサイドワークの未熟さを失敗から確実に学ぶことが求められている。すべての盗塁を許したバッテリー、一塁手を含めた内野手陣は、もっと戦況、カウント、空気を読み、声を張り上げなければならない。打撃陣は狙い球を一球で仕留める「精巧さ」に欠け 緩急に惑わされ、凡打を繰り返す場面が目立った。甘い球を一度で仕留めるスイングの鋭さがなければ、これ以上の勝ち星は厳しい。
選手諸君、下を向いている時間はない。有川主将が見せたあのアーチこそが、本来の関東学院の意地ではないのか。
次戦は4月18日(土)11時30分、聖地・関東学院大学ギオンパークでの桐蔭横浜大学戦だ。ここでの敗北は、優勝戦線からの脱落を意味する。この一週間、血の滲むような準備をしてほしい。泥臭く、1点を守り抜き、1点を奪いに行く。あの「粘りの関東」を取り戻せ!
「ここから、すべてをひっくり返そう。我らが関東学院大学硬式野球部!」

(写真は5回裏 有川の逆転2ランと盛り上がるベンチ)
