10月14日、関東学院大学ギオンパークで行われた横浜商科大学との3回戦は、関東学院大学が投打に圧倒し、11-0の7回コールドゲームで快勝しました。この勝利により、チームは勝ち点3を獲得しました。試合は序盤から関東学院が主導権を握ります。
2回表、5番・樋口(4年・國學院栃木)の安打から、続く米盛(3年・沖縄尚学)が左中間へタイムリー二塁打を放ち、幸先よく先制点を挙げました。
続く4回表、打線が爆発します。先頭の久次米主将(4年・日本航空)が二塁打で出塁すると、5番・樋口が初球を完璧に捉え、ライトオーバーのツーランホームラン。さらに攻撃は続き、1番に入った田中(3年・駿河総合)が出塁した後、3番・伊藤(2年・木更津総合)がカウント3-2からの粘り強い打席で、レフトオーバースリーランを放ち、この回だけで一挙6点を奪い、7-0と大きくリードを広げました。
勢いは止まらず、5回表にも米盛や田中らのタイムリーなどで4点を追加し、11対0と5回までに試合を決定づけました。
投げては、前日にサヨナラ負けを喫した先発の林(3年・高川学園)が奮起し、5回まで相手打線を44球4安打と完璧に抑え込みます。6回は久米(3年・東海大甲府)がリリーフし打者4人に対し、11球1安打。最終7回は春の登板がなかった仲里(2年・北山)が継投し打者4人に10球1安打に抑え、3投手による完封リレーで横浜商大打線を寄せ付けませんでした。

次週は秋季リーグ戦最終週、神奈川工科大学戦(10/18)が控えています。関東地区大学野球選手権大会への切符を掴むには2連勝のみが条件です。引き続き、皆様の熱いご声援をお願いいたします。

井樋秀則監督(横浜商科大学)退任へ
このゲームを最後に、2019年から横浜商科大学の采配を振るってきた井樋秀則監督が退任となりました。同大学野球部の基盤を築かれ、特に学生の人格養成に尽力されたことに、本OB会として心より敬意を表したいと思います。井樋秀則監督、お疲れ様でした。

(写真は先発5回まで完璧な投球を見せた林優真投手・3年)