2026年度神奈川大学野球春季リーグ戦 第4週・1回戦
(4月25日・関東学院大学ギオンパーク)
関東学院大 20ー2 神奈川工科大
(7回コールドゲーム)

初回から「ギオンパーク・カーニバル」! 伊藤の衝撃弾が導いた9得点の序盤戦
前週の悔しさを晴らすべく、関東学院大の打線が「縦縞の嵐」となって吹き荒れた。1回表、先頭の神谷莉毅(3年・小松大谷)が中前安打と二盗でチャンスを演出すると、2番・伊藤海翔(3年・木更津総合)が2ボールからの3球目を完璧に捉えた。打球はレフトポールを直撃する先制の2ラン本塁打。この一発が、猛攻の号砲となった。
勢いに乗った打線は、主将の有川廉普(4年・櫻美学園)の安打や相手失策、四球を絡めて加点すると、9番・宮里優輔(4年・松山聖陵)の右中間3塁打でさらに3点。打者一巡して神谷、伊藤が再びタイムリーを放つなど、初回だけで6安打4四球を集中させ、一挙9点のビッグイニングを作り上げた。
関東学院大の猛攻はその後も続いた。5回には宮里の安打を皮切りに、有川、山田凛太朗(3年・日大三)四宮秀明(4年・東海大甲府)のタイムリーなどで7点を追加。6回には四宮の左越え適時二塁打、7回にも1点を加えるなど、終わってみれば16安打、20得点、選んだ四死球は11を数えた。

マウンドではエース・手塚悠護(4年・向上)が、大量点に守られながら5回2安打1失点と盤石の投球。その後を山下恒輝(3年・埼玉栄)小池一輝(4年・鹿島学園)の継投で繋ぎ、相手打線を計4安打2失点に封じ込めた。
20対2。スコアだけを見れば、これ以上ない完璧な勝利だ。しかし、関東学院大にとってこの「大勝」は、ある意味で最も気を引き締めなければならない結果でもある。思い起こされるのは、先週の桐蔭横浜大との1回戦だ。あの時も11対1という大差でコールド勝ちを収めながら、続く2試合で打線が沈黙し、手痛い勝ち点逸を喫した。大勝の翌日に、まるで魔法が解けたかのように快音が止まる――。その苦い経験を、選手たちは片時も忘れてはならない。

小泉監督が説く「今日の勝利は明日勝って初めて意味を持つ」という言葉は、まさに今のチームに突き刺さる。16安打を放った今日の精巧なスイングを、明日も同じように続けられるか。相手が策を講じてくる中で、いかに冷静に狙い球を絞れるか。
明日の2回戦は、舞台を敵地・神奈川工科大学KAITスタジアムに移し、午前10時プレイボール。ここで連勝してこそ、今季初の勝ち点を手にし、後半戦への反撃の狼煙を上げることができる。

OB・OG、ファンの皆様、明日は敵地での一戦となりますが、さらなる熱い声援で選手たちを鼓舞してください。関東学院大の「真の強さ」を見せるのは、明日だ。
(写真は5回2安打でピッチングを見せた先発手塚悠護(4年・向上))